人工呼吸器関連のケアを続けてきて、今は機械学習という人工知能の領域と生物学的な脳の思考・感情・行動にどのような示唆を与えられるのか、生体データを駆使しつつ、どのような介入がよいのか検討しています。

人工知能は汎用性人工知能という名前に今後変わっていくようです。

脳をリバースエンジニアリングするという副題のついた本は、脳を理解するうえ、脳をどう制御、人工知能をどう作成していくかがわかるのではないかと思います。

 

知れば知るほど、人間の脳は面白いです。

異職種連携で、共通の理解言語(専門用語)がないところに、工学部の先生方に医療の専門用語を説明したり、趣味の延長でかじった機械・コンピュータ関連用語を看護の先生方にお話ししたりすることは、いろいろなアイデアがわいて、毎回「シンカソン」「ハッカソン」をしている感じです。

異職種協働で研究を行うことは新しいだけでなくすごく魅力的な仕事をさせてもらえて

最終的に自分の研究テーマに戻っていくことを実感しています。

それには補助してくれる講座の先生方の力もあってのことです。

富山の水ときときとの魚と優しい人々、頼もしい学生さんたちに囲まれて多忙ながらも幸せを感じています。